【M4IPadProまとめ】プロクリエイター向けM4 iPadProが登場

昨日11時(日本時間)からのAppleイベントではiPadに関する情報が公開&新型iPadとアクセサリーが発表されました。今回は、イベントの内容をまとめていきます。

新型iPadPro

まずは、新しくなったiPadProの内容から。

・M2⇒M4へ進化
・ディスプレイは二段の有機EL(OLED)
・Apple最薄のiPad
・新型のアクセサリーに対応
・Nano-textureに対応
・インカメは横向き配置に

ここからは詳しく見ていきましょう。

M4チップに進化

Apple.com

前作(2022年発売)ではM2チップを搭載していました。が、、、今回の新型iPadProはM3を通り越してM4を搭載することに。3nmで、最大4つの高性能コアと6つの高効率CPUコアはレイトレーシングにも対応しちゃいます。

ディスプレイは二段の有機EL

Apple.com

ついにiPadにも有機ELが登場。と思いきやすごいのはその中身でした。有機ELは黒が引き締まったり、発色が鮮やかだったりとメリットが多い一方、iPadクラスの大きな画面になると明るさが足りないんですって。だからこそ、Appleは発光層を二段で重ねることでピーク輝度1600nitを達成してしまいました。

Apple最薄のiPad

Apple.com

イベント内でも多く取り上げられたのがその薄さ。11インチモデルでは5.3mm、13インチモデルでは、5.1mmという異次元の薄さを誇っています。

「折れそう…」と思うかもしれませんが、Appleの公式によると耐久性は変わらないということなので、乱雑に扱わないかぎり傷つく心配はないと思います。

新型のアクセサリーに対応

今回のイベントでは新型Magic Keyboardと新型のApple Pencil Proも同時発売されました。

Magic Keyboard

Apple.com

Magic Keyboardでは新たにファンクションキーがついていて、キーボード上で音量や明るさを調整できます。また、トラックパッドには触覚フィードバックを搭載していて、よりMacに近づいたかなと言うのが印象でした。

Apple Pencil Pro

Apple.com

Apple Pencil Proはセンサーの数を増やし、新たに指で強く抑える(スクイーズ)とApple Pencil Proの回転軸を認識できるようになりました。また、新しいApple Pencil Proは「探す」に対応したので、無くす心配も減ったかなと。

その他の機能

Nano-textureに対応

有機ELになったとはいえ、外で使うにはまだ暗い画面。そんな悩みに対応するために1TBモデルと2TBモデルではオプションでNano-textureを追加することができます。これは、環境光をディスプレイ面で弾き、映り込みを少なくすることによって視認性をあげているので、外で使う事が多い人にとってはつける意味があるかもしれません。

インカメが横向きに配置

iPadを横向きで使う時に問題だったのが、インカメが左にきちゃうこと。

オンライン会議やビデオ通話ではiPadを横向きにしてキーボードを用意して、なおかつ資料を見ながら参加することが多いので、この変更は個人的に良かったと思います。なお「センターフレーム」にも対応しているので、より中央に位置するインカメには期待ですね。