スマホのバッテリーを長持ちさせるコツ
みなさんこんにちは。突然ですがそのスマホ、いつ買い替えましたか?数年前に購入したスマホを使っている人が多いと思いますが、バッテリーの持ち、悪くなってません?
バッテリー持ちが悪くなる理由
なんとなく「バッテリーの持ちが悪くなった」といってもその理由を知らなければ対処方法が有効に効いてくるはずもありません。バッテリーを長持ちさせるコツの前に、バッテリーが劣化する原因をあげていきます。
リチウムイオン電池の劣化
スマホのバッテリーの多くは、リチウムイオン電池という二次電池が使われています。リチウムイオン電池は充放電を繰り返すことで劣化していきます。一般的に、500回の充放電を繰り返すと元の容量の70%程度まで劣化すると言われています。
負担の多い環境
リチウムイオン電池は0℃から35℃が推奨温度とされています。それを超える高温や低温の環境、また、湿度が極端に高い環境もバッテリーにとって天敵です。スマホによって温度を下げるために液晶輝度を自動的に下げるなどの対策もなされていますが、それ以前に私達が注意する必要があります。
また、電波状況が悪いなどといった環境も要注意です。LINEやニュースなどの情報をやり取りするために電波が使われていますが、電波状況が悪いとスマホが電波を探し続けるために多くのバッテリーを消費してしまいます。
設定やアプリの利用状況
画面の明るさが高かったりするとバッテリーの減りが早いことが言われています。また、充電しながらの使用や長時間充電し続けているとバッテリーに高い負荷がかかることも知られています。ただ、意外に知られていないのが、純正ではないケーブルやアダプターの使用によってバッテリーに負荷がかかることも忘れてはいけません。
バッテリーを長く保つコツ
スマホのバッテリーを長く保つには設定等の見直しなど多くのコツがあります。今回は誰でも簡単に見直せるポイントを抑えていきます。
まず抑えていくポイント
バッテリーの劣化
バッテリーはあくまで消耗品です。いずれは交換、あるいはスマホ本体を買い換える必要があります。バッテリーの寿命は2~3年が目安といわれています。
充電の仕方
0%まで一気に使ったり、100%までの充電をしたまま放置するなどはせず、20%から80%程度の容量を維持するとバッテリーにいいと言われています。
使用環境 リチウムイオン電池の推奨環境である0℃から35℃の環境で使うようにしましょう。また、強い雨の中や海や川のなかなど特別な環境で使用することも控えてください。
さらにバッテリーを保つコツ
ここまでの意識を持っている人は「さらにバッテリーを節約したい!」と思っているはず。今回はバッテリーをさらに長引かせられるコツを紹介していきます。
Wi-Fiや機内モード
スマホなどの電子機器は通信を行うだけでバッテリーを消費します。常に通信アンテナを探し続けているモバイルデータ通信を控えWi-Fiでの通信をおこなうか機内モードに設定しましょう。
位置情報やバックグラウンド更新の見直し
位置情報を取得するにはモバイルデータ通信やGPS衛星との通信が必要になります。そのため、機内モードに設定するのと同様に通信量を節約し、バッテリーを保たせることにつなげましょう。
また、バックグラウンド更新の見直しも大切です。使わないアプリなどを待機させておくとそれだけでバッテリーの消耗につながります。